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2021.08.30 NEWS

高額な維持費や管理負担から相続アパート一棟を売却、50代男性が専任媒介契約を活用しながら1年以上かけて売却に成功した事例

高額な維持費や管理負担から相続アパート一棟を売却、50代男性が専任媒介契約を活用しながら1年以上かけて売却に成功した事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は関東地方に住む50代の男性から伺った、『物件管理が難しく、日々の費用負担が重く、アパートを売却した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.売却の理由と状況

外観

1-1.高額な維持費と管理の負担

親から相続したのは、関東地方にあるアパートでした。

当初は家族のため、毎月家賃が入ってくるこの物件を維持・保有していくことも考えましたが、管理や税金、修繕費が想像以上に高く、手放すことを決断しました。

特に、管理面の問題が多く、特に遠方に住んでいたため、管理会社との連絡や物件の手入れ、入居者対応がスムーズにいかず、このまま保有を続けるのは難しいと感じました。

また、家族の生活費や住宅ローンの負担が増してきたこと、さらには自身の健康問題もあり、物件の維持が心身ともに負担となっていました。

さらに、管理が行き届かず近隣からのクレームも増え、このままでは家族に迷惑がかかると感じたことも、売却を決断する大きな理由でした。

正直、最初は売却に躊躇していました。

それでも、アパートを維持することでかかる高額な費用負担を考えた結果、売却を決断しました。

1-2.売却手続きの複雑さ

売却を進める際にまず取り掛かったのが、書類の準備です。

物件概要書や登記事項証明書、固定資産税納税通知書を揃え、不動産会社に査定を依頼しました。

不動産会社が提示してくれた査定額は市場価格に見合ったものだったと思います。

しかし、購入者が見つかるまで、時間がかかることもあると聞き、査定額を基に慎重に価格を決定しました。

早く売りたかったので、100万円ほど安くして、売り始めたと思います。

1-3.専任媒介契約を選択

媒介契約には専任、専属専任、一般と3つの選択肢がありましたが、私は早く売ってもらえるよう、専任媒介契約を選びました。

また、専任媒介契約を結ぶと、不動産会社が定期的に売却活動の報告をしてくれるため、売却状況を随時確認できるのが魅力でした。

結局、購入希望者からの条件交渉に対応できる準備もしておくべきだと学びました。

2.売却の過程で直面した課題

計算をする女性

2-1.価格交渉と売り時の見極め

買い手が現れ、売却するまで1年以上かかりました。

私は最初、少し安くした提示価格で売れると考え、値引き交渉を避けていました。ただ、それでも、買い手がなかなか現れず、時間が経つにつれ売却タイミングを逃したかなと思っていました。

結局、反響があるうちに、市場価格に見合った柔軟な対応が必要だと痛感しました。

最終的には、さらに10%の値引きを受け入れて売却が成立しましたが、もっと早い段階で交渉に応じていたら、短期間で売れていたかもしれません。

2-2.税金計算と書類整理の難しさ

税金の計算や書類の整理も手こずりました。

税務署とのやり取りや、手続きの度に必要な書類の確認など、これらの煩雑さに悩まされました。

税金や書類の整理に時間がかかることがわかっていたら、もっと早く準備を進めることができたと思います。

3.成功体験と学んだこと

50代の男性

3-1.不動産一括査定の活用

今回の売却時、複数の不動産会社へ査定を依頼しました。査定価格だけでなく、査定時の対応も大きな判断材料になりました。

より良い条件を提示してくれた会社と専任媒介契約を結びました。査定結果や不動産会社の対応を比較検討できたのは、非常に有益でした。

私が利用した、『不動産一括査定サービス』は、複数の業者とやり取りできるため、信頼できる不動産会社選びに役立つと感じました。

3-2.専任媒介契約のメリット

専任媒介契約を結んだおかげで、定期的に不動産会社からの売却活動の報告があり、売却状況を把握できました。

この契約は、特に私のように、アパートが遠くにある場合や進捗の報告が定期的に欲しい人にはおすすめだと思います。

ただし、価格交渉や売却のタイミングを逃さないように、事前に妥協できる金額を決めておいた方が良いと思います。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相樂

今回の売却では、相続不動産の維持費や管理の難しさから、売却を決断された経緯が印象的でした。

他にも、売却プロセスの中で、価格交渉や売却タイミングの見極めが非常に重要であることを再認識できました。

もし、今、売却を迷っている方は、まずは相続した不動産の維持費や管理の負担を正確に把握することが大切です。

毎月の収支がマイナスの場合、早めに不動産会社に相談し、専任媒介契約を結ぶことで売却活動の進捗が定期的に報告されるため、安心して売却に取り組むことができます。

また、価格交渉には柔軟に対応し、早めに売却できるよう進めてください。

両親から相続した大切な資産であっても、空室が埋まらず、収支がマイナスの物件は保有を続けるよりは、売却し、その資金を生活費や将来のために使った方が良いと思います。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。