2021.08.10 NEWS
維持費が高い相続した戸建てを売却、信頼できる不動産業者選びと事前準備が成功の鍵となった事例
不動産の相続でお悩みの方へ、
こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。
弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。
その中で、今回は関東地方に住む40代の男性から2022年に伺った、『維持費が高く利用予定がないため、相続した戸建てを売却した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。
1.相続した戸建ての売却に至るまでの経緯
1-1.戸建てを相続した理由と状況
私が相続した物件は、育った家で家族全員の思い出が詰まった場所でした。
私たち兄弟が成長し、独立していった後は両親だけが住んでいた広い家でした。
しかし、父親が亡くなり相続の問題が発生しました。
この家をどうするべきか、家族で話し合いを行いました。
結果として、みんな独立し、誰も住む予定がないため売却を選ぶことにしました。
1-2.維持費の負担と売却を決断した理由
相続した家は広く立派な戸建てでしたが、毎年の税金や庭の植栽・雑草などを処分し、維持するのに、年30万円近くの費用がかかりました。
結局、これらの維持費の負担が重く、誰がそれらを負担するのかでトラブルになる前に兄弟で話し合い、売却に踏み切ることにしました。
また、私たちの子供も当分、利用する予定もないため、売却を選択するのが最も現実的な判断でした。
1-3.売却に向けて行った準備
他の方もそうかもしれませんが、売却に際して、まず大変だったのは思い出の品々を片付けることでした。
私にとっても、家族にとっても、この家は単なる不動産ではなく、多くの思い出が詰まった場所だったからです。
両親との思い出の整理をしながらも、不動産の売却に必要な書類や手続きを進めていきました。
特に、税金の計算や資料の準備が難しく、手間取った部分もありました。
そのため、家族全員で協力して進めることができました。既にバラバラに暮らしているため、本当に苦労しました。
2.売却過程での経験と課題
2-1.不動産会社選びと良い業者との出会い
不動産会社を選ぶ際は、インターネットの口コミを重視しました。
最初、複数の業者に問い合わせをしました。ただ、最終的には、サービスの質と対応の速さで決めました。
地元密着型の不動産業者が最も信頼できると感じ、担当者が親身になってサポートしてくれたおかげで、安心して売却を進めることができたと思います。
2-2.最大の課題とその解決策
売却過程で直面した最大の課題は、適切な価格で買い手を見つけることでした。
東京を含め、関東地方というエリアでは不動産の需要は高いものの、実家のあった茨城では価格設定や時期によっては、売却が長引く可能性が大いにありました。
そのため、業者と連絡を取りながら、市場の動向を見極め、適切なタイミングで売却を行いました。
結果的に、思い描いていた価格で売却することができたのは、担当者の助言とサポートがあったからだと思います。
2-3.売却後の感想と後悔
売却自体は無事に終わったものの、やはり家族の思い出が詰まった家を手放すというのは、感情的に難しい部分がありました。
また、事前にもっと市場の状況を調べておけば良かったと思うこともありました。
それでも、結果的には納得のいく形で終えることができました。
今後、同様の状況に直面することがあれば、事前により多くの調査を行うようにすると思います。
3.相続不動産売却で学んだこと
3-1.手続きの準備と相続人間の調整
相続した不動産を売却する際、重要なのは手続きや書類の準備に充分な時間をかけることです。
相続の手続きや名義変更、遺産分割など、必要な手続きは多く、事前にしっかりと把握しておくことがほんとうに重要です。
また、私たちのように、相続人が複数いる場合、相続人間の合意や協力も欠かせません。
この協力がうまくいかないと、売却自体が滞ることもあるため、しっかりとコミュニケーションを図ることが大切だと感じました。
3-2.税金の問題と専門家のサポート
不動産売却に伴う税金や確定申告の手続きも、非常に重要なポイントです。
相続した不動産の売却によって得た所得は、不動産所得税の対象となります。
私はこの点を税理士に相談し、税務のサポートを受けることで適切に対応することができました。
税金の計算や申告は複雑ですので、税理士のアドバイスを受けることをおすすめします。
3-3.市場状況を見極めたタイミング
売却の成功はタイミングも大きく影響します。
市場の動向や需要を把握することは、適切なタイミングでの売却を実現するための鍵だと思います。
私は不動産業者の助言を参考にしながら、価格設定や売却時期を慎重に考慮しました。
その結果、満足のいく価格で売却できたのは、適切なタイミングを見極めたおかげだと思います。
4.担当者からのアドバイス
相続した不動産を売却する際には、手続きや税金、相続人間の調整など、様々な課題が発生することが多いです。
特に、税金に関しては早い段階で税理士に相談し、適切に準備を進めることが重要です。
また、売却の際には、市場の状況をしっかりと把握し、適切な時期を選ぶことが成功のポイントとなります。
そのために、信頼できる不動産業者を選び、彼らの助言を参考にすることで、納得のいく結果を得る可能性が高まると思います。
5.無料相談や取引実績について
5-1.無料相談について
この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。
さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。
と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。
5-2.無料相談の推移と成功事例
2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。
無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。
この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。
5-2-1.経験と事例の活用
長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。
このアプローチは多くのお客様に信頼されています。
5-2-2.戦略的なアプローチの確立
無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。
相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。
5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破
2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。
5-3-1.住み替え相談が増えています
現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。
5-3-2.住宅ローンの滞納相談
さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。
成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。
弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。
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